福山雅治主演「三度目の殺人」はもやもや感がかなり高かったが、でもよかった

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福山雅治主演「三度目の殺人」、観ました!

 

主な出演者としては、役所広司広瀬すず、みんないい味が出てました。

 

ちなみに、私は「ひとつ屋根の下」で福山雅治が演じたチイ兄ちゃんファンで、最近だと、昨年の主演映画「SCOOP!」も好きでした。なんだかんだ言って福山好きなんだよな、自分。

 

あとは、恥ずかしながら広瀬すずという女優さんを初めて認識。私はテレビのない生活をしているので、若いタレントさんには疎いのです。

 

「誰だ、あの可愛い子は?」と思ったら、広瀬すずでした。名前だけは知っていたんですけどね(笑)

 

さて「三度目の殺人」、とても見どころが多い映画だったように感じます。

 

このブログでは、いつものように、各サイトの評価、あらすじ、そして私の感想を、ネタバレありで述べていこうと思います。

 

 

三度目の殺人」の評価

 

映画.com 3.5

eiga.com

 

 

Yahoo!映画 3.50

movies.yahoo.co.jp

 

 

Filmarks 3.6

filmarks.com

( 2017年10月15日現在のスコアです)

 

正直言って、世間の評価はあまり高くはないですね。期待して観に行くと失敗というパターンを食らってしまう可能性ありです。

 

全体的に、もやもやが残るという意見が多いようです。

 

ただ、この映画はちょっと深いです。。表面的にではなく、どういう意味なのかということを考えて観ていくと、もう少し味わえるはずです。

 

 

三度目の殺人」あらすじ

 

では、この映画のあらすじです。

 

勝利にこだわり、人情味がちょっと薄い弁護士重盛(福山)が、殺人の容疑で起訴されている三隅(役所)を弁護するところから始まります。三隅は、30年前にも殺人の前科がある男。

 

三隅は、解雇された工場の社長を殺し、死体に火をつけた容疑で起訴されています。犯行も自供して、このままだと死刑。

 

「真実など、どうでもいい、依頼人の利益だけを考える」という考えの重盛は、三隅の発言に惑わされながらも、無難に弁護を進めようとします。

 

でも、さまざまなことを調べているうちに、一体何があったのか、真実はどうだったのか、重盛の中に確信めいたものが芽生えてきます。

 

なんのために社長を殺したのか、なんのために火をつけたのか、本当は別の理由があったのではないか。

 

そうして、今までクールだった重盛は、熱くなっていったのでした・・・。

 

 

この話の感想(ネタバレあり)

 

正直、観終わったあとは、もやもやしました。結局、真実はどうだったのか、あきらかにされていないからです。

 

事実は、性的暴行を受けていた咲江(広瀬)を助ける形で、三隅がお父さんを殺したのでしょう。

(そう見るのが一番自然なので)

 

三隅を弁護した重盛もそう考えて、一度は法定で事実を明らかにしようとします。

 

しかし、三隅が咲江をかばっているのを感じて、重盛もそれにのっかる形で、死刑覚悟の法廷戦術に変えました。

 

結局、三隅は死刑。

 

それでよかったんでしょうかね?

 

判決が出たあと、咲江は「ここでは誰も本当のことを話さない」と言っています。

 

咲江は、事実を明るみに出すことを強く望んでいたのでした。父親の性的暴行も、それを見て見ぬふりしていた母親のことも、会社が食品偽装していたことも。

 

重盛も咲江も、結局、本当のことを話しませんでした。

 

やっぱり、真実があきらかになってほしかったなぁと思います。三隅は咲江を救ったわけですが、咲江は父親の死と三隅の死の両方背負って生きていくことになってしまいました。

 

永遠に真実を自分の胸に封印したままです。そんなことってつらすぎますよね。咲江は、結局、救われなかったんじゃないかなぁと思います。

 

 

まとめ

 

さて、映画自体は、いろんな解釈を観ている者にさせるもので、奥が深かったです。こうやってもやもやさせるのも、監督の是枝裕和の狙いだったんでしょうね。だとしたら、すごい作品でした。

 

人にオススメするかというと、ちょっとためらってしまうかもしれません。

 

ただ、個人的にはいい映画だったと思います。

 

福山雅治はかっこよかったし、役所広司の演技はすごかったし、広瀬すずもすごかった。映画自体がすごかったと感じました。

 

そして、映画を1回観ただけでは気づかない場面もあったようです。私もあとで小説版を読んで、「あれはああだったのか」という場面もありました。

 

あとでもう1回観てみたいと思います。

 

あと、これを見ると是枝監督のこだわりがよくわかります。

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