前田裕二さんの『人生の勝算』は私をやる気にさせてくれる本でした

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最近読んだ本で感銘を受けたのはこれ。前田裕二さん『人生の勝算』。読んでて、なんだかとてもためになったし、何より前田さんの熱が自分にまで伝わってきて、とても熱くなりました。

 

今更にはなりますが、今日はこの本のご紹介と私なりの感想をお送り致します。

 

 

この本を読むことにしたきっかけ

 

ほとんどの人がTwitterで紹介されてたり、ブログで紹介されていたり、有名人の紹介だったり、本屋さんで見かけたりという方でしょう。

 

だが、私がこの本を読むきっかけは、ちょっとちがっていました。

 

実はこの放送がきっかけです。

www.tfm.co.jp

 

これはTOKYO FMで毎週月曜~木曜日まで放送されている「未来授業」という番組です。

「FMフェスティバル 未来授業~明日の日本人たちへ」のレギュラー番組。日本が世界に誇る各界の「知の巨人」「次世代の知のフロントランナー」を講師に迎え、未来の日本人たちへ送るアカデミックな授業をお届けします。若い世代が社会の主軸となる「10年後の日本」を生き抜く智恵を探ります!

これは番組ホームページからの引用ですが、 簡単にいうと「知の巨人」とか「次世代の知のフロントランナー」が、いろいろな知恵を授けてくれる番組です。

 

前田裕二さんは2017年9月11日~14日まで講師を担当したのですが、4日間にわたりお話された内容に、私はすっかりハマり、「この人の本を読んでみたいなぁ」と思ったのです。

 

たとえば、過去の話。

 

小学校2年の頃、お母様を亡くして食うのにも困った前田さん、お金を稼ぐにはどうすればいいかの方法を考えました。結果、路上パフォーマンス をやることに。ギターを弾きながらお金を稼ぐことにしたのです。

 

しかし、ただ弾くだけではありません。どうやったらお客さんが立ち止まって歌を聴いてくれるのか、いつも仮説を立てたうえで実行に移しました。歌はオリジナルがいいのかとか、流行りの歌がいいのかって感じで。

 

小学生なら、闇雲に歌を歌いまくって、同情でお金をもらうなんてことになりそうだけど、前田さんはちがいました。自分の歌を聴いてもらうには何が必要か、どうすればいいのか、考えて実行して、その結果歌も聴いてもらえました。

 

そして、小学生だというのに「人はモノではなく絆にお金を払う」ということを気づいたのです。

 

放送聴いて、ホントすごい人だなぁって思っていたら、ふと、このブログを思い出しました。

 

lineblog.me

キングコング西野さんが、以前『人生の勝算』を紹介していたのです。

 

この本を通じて伝えたいことは、大きく三つです。絆の大切さ、努力の大切さ、そして、人生という壮大な航海において「コンパス」を持つことの大切さ、です。読み進めるにあたって、何度もこの三つの命題に触れていただくことになります。

 

こんなこと書いてあったら、ソッコー読みたくなりますよね。私は即座に「いますぐ購入」のボタンを押したのでした。

 

 

著者の前田裕二さんは、こんな人! 

 

この本の帯には堀江貴文さんのコメントがあります。

秋元(康)さんが”堀江以来の天才がいる”と言うから会ってみたら、本当だった。

 

堀江さんが天才だと認める前田さん、彼の経歴は、この本を読めば詳しく書いてあります。

 

2017年11月現在で30歳。SHOWROOM株式会社代表取締役を務めています。ていうか、SHOWROOMの創業者です。

 

SHOWROOMというのは、ニコ生とかLINELIVEみたいにパソコンやスマホを使って簡単にライブをすることができる仮想ライブ空間です。

 

ただ、当然のごとく、若い頃から仮想ライブ空間を作ろうと思っていたわけではなくて、ここまで来るのには紆余曲折があります。

 

前田さんは学生の頃から起業するチャンスを狙っていて 、新事業のアイデアをノートにまとめていました。しかし、いいアイデアも出なかったので、就職していろんなビジネスモデルに触れようとしました。

 

早稲田大学を卒業後、UBS証券に入社。ここでは宇田川さんという方にものすごく影響を受けたようです。翌年、ニューヨークに転勤。アメリカでトップ評価を取り続けたようです。彼はバリバリのビジネスマンでした。

 

ところが、そんなに仕事がうまくいっていたときに、子どものころにギターを譲ってくれた親戚のお兄ちゃんの訃報が届き、帰国。このことが前田さんの人生を変えました。

 

人の死を間近に感じ、前田さんは「生きているうちに新しい価値を創出したい」と考え、企業を決意、そしてプランをまとめました。

 

その後、DeNAの創業者である南場智子さんに会いに行き、事業の相談をして、結局DeNAに入社を勧められて入社、そこでSHOWROOMをつくったのでした。

 

現在、前田さんをよく知るためには、Twitterを覗いてみるのがいいかもしれません。

 

SHOWROOMはまだまだ伸びています!

 

 

『人生の勝算』の心に響いたところ

 

たくさんありますが、今回は心に響いたところを一部分ご紹介します。

 

人は絆にお金を払う

これは第1章の見出しのことばです。前述のとおり、前田さんは路上でギターを弾いて収入を得ていました。 

 

いろいろ考えて試行錯誤して得た結論が「人は絆にお金を払う」だったのです。

 

お客さんは、彼が曲そのものにお金を払うというよりは、そこまでに至るやりとりから得た絆にお金を払ってくれることにきづいたのです。お客さんと濃密な関係を築くことができたから、その対価としてお金を得ることができたわけです。

 

これは、路上パフォーマンスだけでなく、さまざまなことに応用できそうです。

 

仕事の基本はおもいやり

自分本位では誰もついてきてくれません。一番大切なのは、他人のことを思いやることです。相手がどう感じるのか、自分が相手だったらどう思うのかということです。

 

これはわかっていてもなかなかできません。そこで前田さんは「他者の目」を意識することを勧めています。

 

何かを頼むときに、「自分はこう思う」ではなく、「自分が相手だったらこう思う」だろうと考えるのです。つまり思いやりとは他者の目を持つことだということです。

 

人生のコンパスを持つ

広くて道もない海を行くのに、コンパスを持つのは必須です。それは人生も同じで、人生のコンパスがないとすぐに迷ってしまいます。

 

自分が何をしたいのか、自分が求めているものは何か、人生の目的は何なのか等々、それを言語化しておくと、それが人生のコンパスの代わりになるようです。

 

よく「ぶれない人」とか「芯のある人」とか言われる人がいますが、そういう人もきっと人生のコンパスを持っているのでしょう。

 

 

感想

 

とりあえず3点ほど心に響いた部分を挙げてみましたが、当然、これだけではありません。読み進めるごとに「うぉー」とか「すげぇー」と感心する部分にぶち当たりました。

 

とにかく前田さんという人間はとても熱い人間なんです。そして仕事に対して、かなり熱心な方だということがわかります。さらに言うと、仕事量が半端ありません。いや仕事だけでなく、自分の分析やプランを立てることなど、考えることも徹底的に行います。

 

実行して、考えて、また実行する前田さん、見習う部分がたくさんありました。

 

というわけで、この本は買いです。仕事に対する考え方についてかなり参考になりました。ぜひ読んでほしい一冊です。