クストリッツァ監督・主演の「オン・ザ・ミルキー・ロード」、すごい映画を観ちゃった。

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私にとって、はじめてのクストリッツァ作品。よくわからなかったけど、有名な監督ってことで映画を観ることにしました。 

 

それで、この映画を観る前に、ネットで調べてみたらすごい人じゃありませんか!!!

 

ちょっと検索してみたら、こんなのが出てきて

www.cinra.net

 

またまた、気になってきちゃったりして・・・。

 

世界の三大映画祭を制覇した監督だなんて、否が応でも高まります。

 

そんなわけで、「オン・ザ・ミルキー・ロード」を鑑賞したのであります。

 

今回は、このすごい監督がつくって、しかも主演までやってる映画のブログを書きました。よろしかったら最後までご覧ください。

 

 

オン・ザ・ミルキー・ロード」の監督・出演者

 

監督・脚本・主演(コスタ役):エミール・クストリッツァ彼は旧ユーゴスラビアサラエボ出身。前述のとおり、カンヌ、ベルリン、ヴェネツィア国際映画祭の世界三大映画祭を全て受賞しており、カンヌ国際映画祭では最高賞パルム・ドールを2度受賞とのこと。

 

代表作は「ジプシーのとき」カンヌ国際映画祭監督賞受賞)、アンダーグラウンドカンヌ国際映画祭で2度目のパルムドール賞受賞)、黒猫・白猫ヴェネチア国際映画祭最優秀監督賞の銀熊賞受賞)など。

 

花嫁役:モニカ・ベルッチイタリア出身の女優、ファッションモデル。代表作はマレーナマトリックスなど多数。最近では50歳にして「007 スペクター」のボンドガールを務めて話題になりました。

 

以上の2人が主な出演者です。三大映画祭を受賞した大監督と、イタリアの宝石と言われた大女優のタッグ、二人とも存在感ありまくりでした。

 

 

オン・ザ・ミルキー・ロード」の評価

 

各サイトの評価は以下のとおりです(2017年11月17日現在)。

 

映画.com 3.6

eiga.com

 

Yahoo!映画 3.67

movies.yahoo.co.jp

 

フィルマークス 3.8

filmarks.com

 

全体的な評価としてはまあまあといったところ。数字を見る限りは、この映画は、必ず観るものってわけでもなさそうですね。

 

レビューを読んでも、さまざまな評価がされていて、ひとことでまとめるのは不可能なようです。

 

 

オン・ザ・ミルキー・ロード」のあらすじ

 

舞台は戦争中のある国。ハヤブサを友とする主人公コスタは、ミルクを配達するために、毎日ロバに乗ってミルクを調達しに行きます。そこでは銃弾が飛んでくるのが日常となっています。

 

ミルクの調達先では、ほぼ壊れた大時計に手を焼いている母親と、一緒に住んでいるミルク売りの娘ミレナがいます。

 

戦争が終わったら、ミレナの兄が戦場から帰ってきます。そして、兄はこの家に花嫁として迎える女性と結婚する予定。そこで、ミレナは兄と同じ日にコスタと結婚する予定を立てることにしました。

 

とある施設から、兄の花嫁にするための女性を迎えました。実はこの女性、多国籍軍の将軍と過去に関係がありました。将軍はとても凶暴。この女性の居場所が知れた場合、この村はどうなるかわかりません。

 

しかし、そんなことはよくわからないコスタは、一目見て、この女性に惹かれてしまいます。ミレナという結婚が決まった相手がいるにも関わらずです。

 

戦争も終わ、着々と結婚式の準備が進んでいるなか、突然、村への攻撃がはじまりました。例の花嫁を追って、将軍の部隊が村に攻めてきたのです。

 

花嫁はかろうじて逃げ隠れ、コスタは彼女を助け出し、そこから2人の逃避行が始まるのでした・・・。

 

 

オン・ザ・ミルキー・ロード」感想

 

正直、この映画を観て、誰かにオススメしようとは思いませんでした。ただ、この映画の凄さはSランクです。

 

どこがすごいかっていうのを書いていきます。

 

出てくる動物たち

まず、コスタの相棒のハヤブサ。こいつがなんでこんなに人になついているんだろうと真剣に思いました。彼の頭に乗っかったり、音楽に合わせてリズムをとったり、本当に愛らしかったです。

 

そして、コスタが移動する際に乗っていたロバのトミー。こいつもなかなかがんばっていました。銃弾の飛び交う中、その中を健気に走っていました。ロバってけっこう小さいんですね。

 

途中に出てきたミルクを飲む蛇も驚きです。コスタはこの蛇に巻きつかれて殺されるかと思いきや、実は命を助けられたというストーリーでした。監督クストリッツァは、蛇でさえ手なづけてしまうのです。

 

最後のほうで驚いたのは、コスタがクマに餌をあげるシーン。なんと口移しで餌をあげるんです。クマの体重は300kgというから大きなクマでした。

 

こんなふうに、動物たちががんばっていた映画なんですが、ジャングルブックみたいにCGではなく、みんな本物というから、本当に驚きです。

 

 

 ぶっ飛んだストーリー

 

基本は男と女のラブストーリーなんですけど、ただのラブストーリーではありません。くっついてはいけない人とくっついてしまったため、最後は愛の逃避行となります。

 

兵隊さんに追いかけられるカップルってありえませんよね。どこまでも逃げて逃げて、隠れ家を見つけたのに、また見つかって・・・。

 

銃弾が飛び交うは、地雷地帯で多くの爆発は起きるはで、もう大変。

 

この2人の最後は・・・。

 

最後のシーンは、あの時から数年後、あの地雷地帯でコスタが石を敷いていくシーンでした。切なかったなぁ・・・。

 

 

魅力的な2人

監督兼主演のクストリッツァ、動物を扱う姿もたまらなかったし、花嫁さんとの出会いそして逃避行に愛をスゴく感じました。

 

花嫁役のモニカ・ベルッチは、さすがに年齢を感じましたが、やっぱりいい女。

 

この2人のやりとりを見ていて、本当に愛し合ってるように感じたほどです。

 

すばらしかった!

 

 

まとめ

 

実はこの映画の感想を書くのがすごく大変でした。すごいんだけど、何がすごいのか言葉で表現するのが難しかったから。

 

とても万人向けとは言えないのですが、でも観てほしいと感じました。

 

クストリッツァ映画でしたが、次は「アンダー・グラウンド」に行ってみようと思います。