「勝手にふるえてろ」は最近の邦画の中ではトップレベルでした!

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監督:大九明子

主演:松岡茉優

 

☆☆☆

 

特に観る予定はなかったが、ネットでの評判がなかなかよいので行くことにしました。

 

新宿のシネマカリテ、なんと大九監督のトークショーが上映後に実施されるということでラッキー!

(この映画は、2018年1月18日に鑑賞しました)

 

映画もよかったし、トークショーもおもしろかったし、この日はいいことづくし。

 

そんなわけで、「勝手にふるえてろ」のあらすじと感想を書いていきます。

 

 

勝手にふるえてろ」のあらすじ

 

主人公は24歳のOLヨシカ。

 

ヨシカには彼氏が2人いる。1人は中学時代のからの片想いの相手「イチ」。もう1人は会社の同僚「ニ」 。

(ヨシカはあだ名をつけるのが得意)

 

と言っても、「イチ」は脳内に召喚して妄想するだけの妄想彼氏。現実の世界ではイチがどこに住んでいるのかもわからない。

 

「ニ」は会社の同僚で、見るからにうざい。しかし、ある時、彼から「付き合ってください」と告白を受ける。実は、人から告られたのは人生で初であった。さすがにヨシカはテンションがあがってしまうのであった。

 

ある時、自分が住んでいる家が火事になりそうになり、死にそうな思いをする。それがきっかけで、本気でイチに会ってみようと考え、同窓会を企画。

 

まんまと同窓会でイチと再開、さらに東京で再び会う約束をする。

 

そして、東京。みんなで盛り上がっていたが、そのうち二人きりになる。だんだん気分が高まったいき、2人はうまくいくように見えたのだが・・・。

 

 

感想

 

勝手にふるえてろ」はいわゆるラブコメディーです。だが、まず設定がおもしろい。

 

主人公はえとうよしか。10月生まれ。B型。雪国育ち。ひとりっ子。

(ここまではふつう)

 

彼氏なし(24年間)

(これは痛い)

 

そして

絶滅した動物が好き。

 

どれくらい好きかというと、アンモナイトの化石を購入してしまうほど。

 

24年間彼氏のいない女の子で、アンモナイトが好きでたまらなく、薀蓄まで語れるくらいで、さらにアンモナイトの化石を買ってしまうんですよ。

 

これは痛い女の子以外の何者でもありません。

 

そして、彼女はヨコになると、あることをするのです。

 

それは、10年間片想いだった「イチ」を脳内に「召喚」すること。

 

彼と初めて話をしたことや、彼を題材にしたマンガを見せたことなど。過去の思い出を頭の中によみがえらせて、ひたすらそれに浸るのが彼女の楽しみなのです。

 

そんなに痛い女の子の、ラブストーリーがこの話というわけです。これだけで、充分おもしろい。

 

そして、もうひとり、現実の世界ではヨシカのことを好きな男性が存在します。それが、「ニ」。「イチ」に対して「ニ」というのが、また笑えます。

 

この「ニ」は全くもってうざい男で、こんなことやったらかっこ悪いんだろうなぁということを、ことごとくやってしまうやつです。

 

飲み会に誘って、1人で酔っ払い、挙句の果てにはラブホテルの前まで連れていき、でもそこでダウンする・・・、とても痛々しい。

 

でも、現実世界では、「ニ」が同じ会社だということもあり、とても近い存在になっていきます。

 

ヨシカは「イチ」を取るのか、それとも「ニ」とうまくいくのかというのが、この話の大きなストーリーであり、見どころです。

 

最後の最後まで、どうなるかわからないので、ぜひスクリーンでご確認を!

 

さて、話の流れは置いといて、この映画のおもしろいところは、ヨシカの痛さ。

 

ヨシカは、好きな人を脳内に召喚するのみで、現実的なことは何ひとつ実行していませんでした。しかし、24歳にして、はじめて動く。それがまた笑えること多し。

 

「二」との、やりとりでも吹き出しそうになることばかりでした。

 

おそらく、監督が巧妙に撮っているせいもあるでしょう。またヨシカ役の松岡茉優さんの演技のうまさもあるのでしょう。

 

単純に笑えるだけでなく、うまいなぁという部分も多かったです。

 

途中で歌う歌「絶滅すべきでしょうか~、ねぇぇ、アンモナイト」の歌も最高だった。

 

それにしても、松岡茉優さん、初主演とは思えない堂々とした演技でした。

 

本当におもしろかったです。

 

 

まとめ

 

また観たいなぁという邦画はそうたくさんはないでしょう。その数少ない作品がこの「勝手にふるえてろ」です。

 

ストーリーもよかったし、主役の松岡茉優さんの演技もよかった。監督の撮り方もよかったんでしょうね。

 

ぜひ、もう一度観てみたいです!

 

みなさんにもオススメです。