人の数だけ欲望があり、そこに気づく人は最強になれる ~娼年~

先日観た映画。

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松坂桃李が体当たりの演技をしていると評判の「娼年」。

 

本当に体当たりでした。賛否両論あるでしょうが、私はけっこうよかったと思っています。

 

さて、気になる内容ですが、あらすじを公式ホームページより抜粋。

主人公の森中領は、日々の生活や女性との関係に退屈し、無気力な生活を送っている。

 

ある日、美しい女性が現れた。女性の名前は御堂静香。「女なんてつまんないよ」という領に静香は"情熱の試験"を受けさせる。それは、静香が手がける会員制ボーイズクラブ、「Le Club Passion」に入るための試験であった。

 

入店を決意した領は、翌日から娼夫としての仕事を始める。最初こそ戸惑ったが、娼夫として仕事をしていくなかで、女性ひとりひとりの中に隠されている欲望の不思議さや奥深さに気づき、心惹かれ、やりがいを見つけていく

映画『娼年』公式サイトより抜粋

 

最初は女性のことなどなんとも思っていなかった森仲領ですが、娼夫という仕事を通じて女性に関心を持っていきます。

 

出会う女性ひとりひとりが抱いている欲望に気づき、それぞれ持っている欲望を満たしてあげるのでした。

 

彼にはそういうことができる天性の才能があったのです。そうやって、この仕事にどんどんのめり込んでいくというのが、この映画の内容です。

 

(このあと、少しネタバレがありますので、ご注意ください)

 

☆☆☆

 

「人の数だけ欲望がある」

 

御堂静香は、そう言いました。

 

あちらこちらで歩いている人も、あのビルで働いている人も、どの人も、みんなみんな、それぞれの欲望を抱えています。

 

その欲望に、向き合って、応えていくのが森仲領でした。

 

彼は、みんなの欲望に応えてあげることができる優しい人なのです。

 

中には、

 

自分のおしっこをしているところを見てほしい

 

とか

 

自分の妻が他の男と性交渉をしているところをカメラで撮影したい

 

などという、常人では理解できない欲望まであるのですが、領はそれに応えていきました。

 

☆☆☆

 

「人の数だけ欲望がある」

 

このセリフ、非常に大事なことを言っていると思います。

 

「欲望」というと、なんとなく「性欲」を思い浮かべてしまうかもしれませんが、人間の欲はそれだけではありません。

 

 

お金も欲しいし、その他のモノも欲しい。また名誉も欲しい。人間にはさまざまな欲望があります。

 

それをうまい具合に満たしてあげることが、人として大切なのではないかなぁと思うのです。

 

仕事をしていてもそう思います。

 

たとえばお客様のニーズ、これもある意味欲望といっていいでしょう。

 

そんなお客様の「欲しい」を上手に満たしてあげるのが、こちらの仕事です。

 

友人や恋人等の人間関係も同じです。それぞれが、各々欲望を持っています。それを感じ取って、満たしてあげられればいいなぁと思います。

 

うまくは言えませんが、使い古されたことばを使うと「思いやり」ってことですね。

 

相手の気持ちを汲んで行動に移せるような人は、とても優しい人だと言えます。

 

☆☆☆

 

松坂桃李が演じた森中領は、娼夫として、自分を指名してくれた女性に対して思いやりを持って尽くしました。

 

同じように、我々も、日々、まわりの人間に対して思いやりを持って、人に尽くせたらいいなぁと思います。

 

もっと他人に関心を持って、この人は何をしてもらうのがうれしいんだろうと考えながら人と接することができたら、いい人間関係が築けるし、職場でも気持ちよく仕事ができるのではないかなぁと思います。